もう一度『愛してる』と言って


ケーキ?
確かに見てたけど……それだけ?




『話してても見てるから可愛いなって思った』




須田くんは照れもしないでサラッと言った。




『えっ?!かわ?!』

『ん?』




動揺してるのはあたしだけで、須田くんはよく分かっていなく首を傾げてる。


もしや、須田くん天然?



ガチャ

『ん?どうしたの?』




その時丁度、三弘がフォークとお皿を持って来た。




『千波、顔赤くない?』

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