もう一度『愛してる』と言って


後ろを振り替えり見上げるとそこには魁がいた。




「魁…どうして…」

「ん?4つも持って来るの大変そうだからさ」

「そっか。ありがと」




魁、昔もそうだったな。

そんな重くもないのに手伝ってくれた。


その優しさがすごく嬉しかった。




「なんか悩んでんの?」

「えっ?」




魁はあたしの隣に座りながら聞いてきた。




「なんで…?」





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