内緒の執事さまっ~秘密の恋を始めましょう~
「お早うっ怜衣くんっ」

ガバッと抱き付くあたしに。


怜衣くん。


困惑した様に、そっと。


身体を離す。


「お嬢様…。今日もお元気そうですね。」


「勿論。怜衣くん。大好きっ」


あたしの告白を。


「…。ありがとうございます。」


怜衣くん。


さらりと交わす。


「では起きましょうか?朝食が冷めてしまいますよ?」
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