内緒の執事さまっ~秘密の恋を始めましょう~
「…すいません。」



怜衣くん。


ちょっと困った顔で。


笑う。


「ですが、私は執事ですので…。」


チクン。


胸が痛い。



「…あたしの事、嫌いなの?」


「え?お嬢様…?」


やだよ。


やだ…。


「嫌いに…ならないでっあたし、怜衣くんの事…本気で…っ!」
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