あたしが見た世界


「その顔止めぃ!!!!気持ち悪ぅてかなわんわ!!!鼻の下伸びてオマエはサルかッ!!!」



「この本は、純粋な俺にとって刺激が強すぎる.......」




「自分で『純粋』とか言うなぁ!!!しかも、その本読んどる時点で純粋やないやろ!!??」





「あ、」



「今度は何やねん!!?」




「それですよ」



「は?」



「だから、隼人の弱点………クス」



「………(ニヤリ)…。ほな、朱雀、オマエ行ってこい」



「……何で俺なん?」



「エロ本読んどったらわかるやろ?ヤりかたとか」



「……は!?そんなんしたらキャラ崩れるけん!!」



「心配あらへん。もう崩れとる」


「...…ッ…あ、ちょっと待った、」


「何や?」


「男同士でヤんの?」


「...............」ニヤリ



「え、何じゃその顔....?」



「どーぞ?お好きなようにせぇや?」


「....え、」



「隼人は可愛いしなぁ?」


「えぇ?」


「まぁ、さっさと行ってきぃや」

――――――

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