ご主人様に首ったけ!
☆14☆ 霧様の告白
霧様とのデートから、早くも1週間……。
翌日から霧様はおっしゃっていたように学校へ登校された。
私はというと霧様が学校へお出かけになる前に東條家に行き、霧様の身支度のお手伝い。
そして日中は、お掃除やその他のお仕事のお手伝いして過ごし、霧様のご帰宅を待った。
空いた時間には登場家で働いている他のメイドさんともお話をしたりして、だんだん仲良くなれてきている様な気がするし……霧様のいない日も淋しさはあっても、楽しく過ごしていた。
そしてお帰りの時間が近づくと、私は玄関の前で霧様を待つ。
霧様は出迎えは大丈夫だとおっしゃってくれるけど、一人でじっと待っているなんて出来なくてつい早めにスタンバイしてしまう。
しばらくそのまま待っていると、玄関の扉が開かれた。
「ただいま、露」
「おかえりなさいませ、霧様!」
私は、霧様の帰ってきたこの瞬間がすごく好き。
扉が開かれた瞬間、後光が差しているように見えて……。
って、それは言いすぎか。
でも私服もとても素敵だけど、制服もよく似合っていて紺色のブレザーに、えんじのチェックのネクタイという姿がとてもキマっている。
かっこいい……。
「霧様、お鞄お持ちいたしますね」
「いいよ、露。君にそんな事はさせられないよ」
「もう霧様、いつも言っているじゃないですか!
それが私のお仕事です!」
翌日から霧様はおっしゃっていたように学校へ登校された。
私はというと霧様が学校へお出かけになる前に東條家に行き、霧様の身支度のお手伝い。
そして日中は、お掃除やその他のお仕事のお手伝いして過ごし、霧様のご帰宅を待った。
空いた時間には登場家で働いている他のメイドさんともお話をしたりして、だんだん仲良くなれてきている様な気がするし……霧様のいない日も淋しさはあっても、楽しく過ごしていた。
そしてお帰りの時間が近づくと、私は玄関の前で霧様を待つ。
霧様は出迎えは大丈夫だとおっしゃってくれるけど、一人でじっと待っているなんて出来なくてつい早めにスタンバイしてしまう。
しばらくそのまま待っていると、玄関の扉が開かれた。
「ただいま、露」
「おかえりなさいませ、霧様!」
私は、霧様の帰ってきたこの瞬間がすごく好き。
扉が開かれた瞬間、後光が差しているように見えて……。
って、それは言いすぎか。
でも私服もとても素敵だけど、制服もよく似合っていて紺色のブレザーに、えんじのチェックのネクタイという姿がとてもキマっている。
かっこいい……。
「霧様、お鞄お持ちいたしますね」
「いいよ、露。君にそんな事はさせられないよ」
「もう霧様、いつも言っているじゃないですか!
それが私のお仕事です!」