ご主人様に首ったけ!
「あの、霧様……?
横になりましたが……」
仰向けのままで上半身を起こしながら霧様に問いかけると、まっすぐに見据える霧様と視線がぶつかる。
そして、ふっと微笑まれた霧様の顔が近づいてきたかと思うと、一瞬……。
ほんの一瞬だったけど、頬と唇のちょうど境に暖かい感触を感じた。
「!!!?」
状況を把握するのに、優に十数秒はかかったと思う。
だって……だって!!
私、今霧様に何をされた!?
私の目の前を覆っていたのは、霧様の体で……?
じゃあ、ほっぺに当たった温かい感触は……。
まさか……っ!?
「きっ、きき……霧様!?
な、何を!!?」
状況を把握しきった時、私は驚きを表現するためにこれでもかってくらいに目を見開きまくった。
「あはは、びっくりしてる。
でも、緊張は解けたでしょう?」
横になりましたが……」
仰向けのままで上半身を起こしながら霧様に問いかけると、まっすぐに見据える霧様と視線がぶつかる。
そして、ふっと微笑まれた霧様の顔が近づいてきたかと思うと、一瞬……。
ほんの一瞬だったけど、頬と唇のちょうど境に暖かい感触を感じた。
「!!!?」
状況を把握するのに、優に十数秒はかかったと思う。
だって……だって!!
私、今霧様に何をされた!?
私の目の前を覆っていたのは、霧様の体で……?
じゃあ、ほっぺに当たった温かい感触は……。
まさか……っ!?
「きっ、きき……霧様!?
な、何を!!?」
状況を把握しきった時、私は驚きを表現するためにこれでもかってくらいに目を見開きまくった。
「あはは、びっくりしてる。
でも、緊張は解けたでしょう?」