ご主人様に首ったけ!
☆2☆ お初にお目にかかります
「ほぇー。ここが東條家……」
日曜日。
私は陸くんと、綺ちゃんと一緒に隣の東條家に赴いた。
はぁ、ほんとに来ちゃった……。
「って、露ちゃん。
お隣さんなんだからいつも見てるでしょう?」
「そうなんだけど」
でも、ちゃんとした目的を持って来るなんてことなかったから、ちょっと緊張。
実際、東條家はものすごく大きくて、大きく見上げないとてっぺんが見えないくらい。
かなり豪勢にそびえ立っていて、御伽噺の中のお城のような感じ。
まぁ、うちも普通の家屋と比べたらそれなりに大きい家だと思うけど、それでも比べ物にならないくらい大きいんじゃないかなぁ、と思う。
……私、そんなおうちで働くの?
「さ、露ちゃん行きましょうか」
「う、ん……」
綺ちゃんは、私の背中を押して誘導する。
うぅ~緊張するぅ~っ!!
そして私たちは、3人揃って東條家の門をくぐった。
日曜日。
私は陸くんと、綺ちゃんと一緒に隣の東條家に赴いた。
はぁ、ほんとに来ちゃった……。
「って、露ちゃん。
お隣さんなんだからいつも見てるでしょう?」
「そうなんだけど」
でも、ちゃんとした目的を持って来るなんてことなかったから、ちょっと緊張。
実際、東條家はものすごく大きくて、大きく見上げないとてっぺんが見えないくらい。
かなり豪勢にそびえ立っていて、御伽噺の中のお城のような感じ。
まぁ、うちも普通の家屋と比べたらそれなりに大きい家だと思うけど、それでも比べ物にならないくらい大きいんじゃないかなぁ、と思う。
……私、そんなおうちで働くの?
「さ、露ちゃん行きましょうか」
「う、ん……」
綺ちゃんは、私の背中を押して誘導する。
うぅ~緊張するぅ~っ!!
そして私たちは、3人揃って東條家の門をくぐった。