ご主人様に首ったけ!
突然の霧様の言葉に驚きを隠せず、思わず名前を強く呼んでしまった。
「別々の学校に通うよりは、目の届く同じ学校の方がいいからね」
「あ、ありがとうございます!!」
私も満面の笑みで返し、深々と霧様に頭を下げる。
でも、その頭上から霧様の一言が。
「……ただし」
「え…?」
突然低くなった霧様の声に驚き顔を上げると、霧様は頭に乗せていた手を頬へとずらし、とても真剣な表情で小さく呟かれた。
「絶対に、他の男になびいたりしないで」
「霧様……」
じっと、透き通るような瞳で見つめられ、ドキドキしながらも私も同じように霧様を見つめ返す。
「僕だけの、露でいて…」
「はい、もちろんでございます……。
露は、永遠に霧様のものでございます……」
頬に添えられた手に自分の手を重ね、うっとりと目を閉じる。
すると、そのまま顔を上に向かされ、その行動に気付いた頃には私の唇は霧様に塞がれていた。
「別々の学校に通うよりは、目の届く同じ学校の方がいいからね」
「あ、ありがとうございます!!」
私も満面の笑みで返し、深々と霧様に頭を下げる。
でも、その頭上から霧様の一言が。
「……ただし」
「え…?」
突然低くなった霧様の声に驚き顔を上げると、霧様は頭に乗せていた手を頬へとずらし、とても真剣な表情で小さく呟かれた。
「絶対に、他の男になびいたりしないで」
「霧様……」
じっと、透き通るような瞳で見つめられ、ドキドキしながらも私も同じように霧様を見つめ返す。
「僕だけの、露でいて…」
「はい、もちろんでございます……。
露は、永遠に霧様のものでございます……」
頬に添えられた手に自分の手を重ね、うっとりと目を閉じる。
すると、そのまま顔を上に向かされ、その行動に気付いた頃には私の唇は霧様に塞がれていた。