ご主人様に首ったけ!
「露、明日から学校だね」
「あ、はい」
霧様の隣をポンポンと叩かれ、促されるままベッドに腰を下ろすと霧様はゆったりとした口調で話しかけてきた。
「緊張する?」
「はい……」
今までずっと同じ学校に通っていたから転校なんて初めてのこと。
新しい学校で上手くやれるかすごく不安に思う。
「そう。
でも、きっと露なら大丈夫。すぐに打ち解けられると思うよ。
学年は違うけど僕もいるから安心して」
「はいっ、ありがとうございます!!」
霧様がいてくれると思うと不安も消えていくような気がする。
「そうだ、露?」
「はい?」
「制服はもう届いているよね?」
「え?はい」
突如思い出したかのように問われ、私は面食らってしまった。
高校の制服は1週間くらい前に届いて準備は整っている。
でもなんで……?
「制服姿、誰かに見せた?」
「え、っと……まだです」
試着はしたけれど、自室で誰もいないときに着たのでまだ制服姿を誰かに見せたことはない。
それがどうしたのかな?
「あ、はい」
霧様の隣をポンポンと叩かれ、促されるままベッドに腰を下ろすと霧様はゆったりとした口調で話しかけてきた。
「緊張する?」
「はい……」
今までずっと同じ学校に通っていたから転校なんて初めてのこと。
新しい学校で上手くやれるかすごく不安に思う。
「そう。
でも、きっと露なら大丈夫。すぐに打ち解けられると思うよ。
学年は違うけど僕もいるから安心して」
「はいっ、ありがとうございます!!」
霧様がいてくれると思うと不安も消えていくような気がする。
「そうだ、露?」
「はい?」
「制服はもう届いているよね?」
「え?はい」
突如思い出したかのように問われ、私は面食らってしまった。
高校の制服は1週間くらい前に届いて準備は整っている。
でもなんで……?
「制服姿、誰かに見せた?」
「え、っと……まだです」
試着はしたけれど、自室で誰もいないときに着たのでまだ制服姿を誰かに見せたことはない。
それがどうしたのかな?