ご主人様に首ったけ!
「でも、霧様からの……」
「ん?」
「……っ、私は、霧様からの明確なお言葉がほしかったんです……っ」
「露……」
いくら態度や表情で示してくださっても、明確な言葉を欲してしまう。
それが、恋する女の子なんです……。
「そっか。女の子は態度よりもはっきりとした言葉が欲しいんだね」
「はい……」
霧様から愛の言葉をいただくなんて恐れ多いにも程があるけど……。
でも、私は霧様に好かれているという確証が欲しかったんです。
「んー。改めて口にするのは照れてしまうけれど……」
すると霧様は私の目の前に立ち、膝を付くと私の手を取り、まっすぐに私の目を見なが
ら、私の望む言葉を口にしてくれた。
「露、僕は露のことが好きだよ。
大好き」
「霧様……っ!」
ストレートでシンプル。
でも、その霧様らしい短い言葉だけで充分に霧様の思いを感じる事ができて……。
私は嬉しさのあまり涙を流してしまった。
「ん?」
「……っ、私は、霧様からの明確なお言葉がほしかったんです……っ」
「露……」
いくら態度や表情で示してくださっても、明確な言葉を欲してしまう。
それが、恋する女の子なんです……。
「そっか。女の子は態度よりもはっきりとした言葉が欲しいんだね」
「はい……」
霧様から愛の言葉をいただくなんて恐れ多いにも程があるけど……。
でも、私は霧様に好かれているという確証が欲しかったんです。
「んー。改めて口にするのは照れてしまうけれど……」
すると霧様は私の目の前に立ち、膝を付くと私の手を取り、まっすぐに私の目を見なが
ら、私の望む言葉を口にしてくれた。
「露、僕は露のことが好きだよ。
大好き」
「霧様……っ!」
ストレートでシンプル。
でも、その霧様らしい短い言葉だけで充分に霧様の思いを感じる事ができて……。
私は嬉しさのあまり涙を流してしまった。