ご主人様に首ったけ!
「……先生、そんな自己紹介ないですよ」
「がっはっはっは!気にするな!!」
豪快に笑う熊先生(勝手に命名)はまさに熊そのもの。
……おもしろい。
「春日つったな、お前のクラスは1-Cだ!!よろしくな!」
「はい、よろしくお願いします!」
差し出された手に自分の手を伸ばし、握手を交わす。
こんな先生だったら、きっとクラスも楽しそうだよね!
なんか、ちょっと安心したかも。
「じゃあ露、僕は自分の教室に戻るから。
がんばってね」
「はい!
ありがとうございました、霧さ……じゃなくて、霧先輩!!」
言い直した私の頭を霧様はポンポンと撫でてくださると、優しく微笑みながら「放課後迎えに行くから一緒に帰ろう」とおっしゃって下さった。
でも、霧様にわざわざ私のクラスまで足を運んでいただくなんて出来ないから、私が必死に首を振ると、
「露は来たばかりでまだ校舎の構造が分からないだろ?
だから、僕が迎えに行くよ」
と制止されてしまい、結局は霧様の好意に甘えてしまう事に。
「じゃあ、また放課後ね」
そう言って霧様は、手を振り職員室を後にした。
「がっはっはっは!気にするな!!」
豪快に笑う熊先生(勝手に命名)はまさに熊そのもの。
……おもしろい。
「春日つったな、お前のクラスは1-Cだ!!よろしくな!」
「はい、よろしくお願いします!」
差し出された手に自分の手を伸ばし、握手を交わす。
こんな先生だったら、きっとクラスも楽しそうだよね!
なんか、ちょっと安心したかも。
「じゃあ露、僕は自分の教室に戻るから。
がんばってね」
「はい!
ありがとうございました、霧さ……じゃなくて、霧先輩!!」
言い直した私の頭を霧様はポンポンと撫でてくださると、優しく微笑みながら「放課後迎えに行くから一緒に帰ろう」とおっしゃって下さった。
でも、霧様にわざわざ私のクラスまで足を運んでいただくなんて出来ないから、私が必死に首を振ると、
「露は来たばかりでまだ校舎の構造が分からないだろ?
だから、僕が迎えに行くよ」
と制止されてしまい、結局は霧様の好意に甘えてしまう事に。
「じゃあ、また放課後ね」
そう言って霧様は、手を振り職員室を後にした。