ご主人様に首ったけ!
「さてー。
お前さんの席は、窓際から二番目の真ん中だな」
大きな拍手を貰い、感動していると隣で熊先生が空いている席を指しながら言ってきた。
「え?」
「なんだ、不満か?」
「あ、いえ……」
不満じゃないけど、窓際から二番目の真ん中って……。
なんでそんなに中途半端な席なの?
普通一番後ろとか、窓際とか廊下側とか……その辺を想像してたのに。
ま、いっか!
カバンを抱えてその席まで向かう途中、すれ違った子たちに『よろしくねー』とか、
『お前いいキャラしてんなー』とか言われてちょっと恥ずかしかったけど、笑顔で返しながら自分の席へと座った。
「ね、あたし高野牧!
まきって呼んで!」
席に着くと早速前に座っていた子が後ろを向いて話しかけてきてくれた。
「あ、よろしく。
私も露でいいよっ!」
牧は私とは正反対な感じで、すごく大人っぽい。
目はパッチリ二重で女の子っぽいし、笑うと出来るえくぼがすごくかわいい!
髪の毛も背中まで届くくらい長くて、くるくると綺麗に巻かれている。
着ているのは同じ制服なのに、かわいく見えるなんてすごいなぁ。
お前さんの席は、窓際から二番目の真ん中だな」
大きな拍手を貰い、感動していると隣で熊先生が空いている席を指しながら言ってきた。
「え?」
「なんだ、不満か?」
「あ、いえ……」
不満じゃないけど、窓際から二番目の真ん中って……。
なんでそんなに中途半端な席なの?
普通一番後ろとか、窓際とか廊下側とか……その辺を想像してたのに。
ま、いっか!
カバンを抱えてその席まで向かう途中、すれ違った子たちに『よろしくねー』とか、
『お前いいキャラしてんなー』とか言われてちょっと恥ずかしかったけど、笑顔で返しながら自分の席へと座った。
「ね、あたし高野牧!
まきって呼んで!」
席に着くと早速前に座っていた子が後ろを向いて話しかけてきてくれた。
「あ、よろしく。
私も露でいいよっ!」
牧は私とは正反対な感じで、すごく大人っぽい。
目はパッチリ二重で女の子っぽいし、笑うと出来るえくぼがすごくかわいい!
髪の毛も背中まで届くくらい長くて、くるくると綺麗に巻かれている。
着ているのは同じ制服なのに、かわいく見えるなんてすごいなぁ。