ご主人様に首ったけ!
2人きりの時はよく聞かせてくれるそのセリフ……。
でも、人前で言われると少し違ったように感じ、照れてしまう。
「……っ。
だからって、ただのメイドと一緒に毎日登下校ですか!?」
「……露はただのメイドじゃないよ」
「!?」
「僕と露は、付き合っているから」
「霧様……」
3人を目の前にはっきりと言ってくださった事実。
嬉しくて、それだけで涙が溢れそうになる。
今までいろんな噂が流れていた。
“編入生が東條さんをたぶらかした”とか、“編入生が東條さんにつきまとっている”とか他にも色々……。
もっとも私もそれについて否定も肯定もしてこなかったから、変な情報が流れてしまうのは当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど……。
下手なことを言って霧様に迷惑をかけたくなかったの……。
だから、今ここで霧様が事実を伝えてくれたのは本当に嬉しかった。
そして、さらに霧様は続けた。
「浅はかな考えを持つ君たちでもそれがどういう意味か分かるよね?」
「……っ!」
口調は穏やかでも、すごく威厳のある言い回し。
さすがの3ギャルトリオも何も言えなくなってしまったみたい。
さすがは霧様、穏便に(?)事態を収拾しちゃった……。
でも、人前で言われると少し違ったように感じ、照れてしまう。
「……っ。
だからって、ただのメイドと一緒に毎日登下校ですか!?」
「……露はただのメイドじゃないよ」
「!?」
「僕と露は、付き合っているから」
「霧様……」
3人を目の前にはっきりと言ってくださった事実。
嬉しくて、それだけで涙が溢れそうになる。
今までいろんな噂が流れていた。
“編入生が東條さんをたぶらかした”とか、“編入生が東條さんにつきまとっている”とか他にも色々……。
もっとも私もそれについて否定も肯定もしてこなかったから、変な情報が流れてしまうのは当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど……。
下手なことを言って霧様に迷惑をかけたくなかったの……。
だから、今ここで霧様が事実を伝えてくれたのは本当に嬉しかった。
そして、さらに霧様は続けた。
「浅はかな考えを持つ君たちでもそれがどういう意味か分かるよね?」
「……っ!」
口調は穏やかでも、すごく威厳のある言い回し。
さすがの3ギャルトリオも何も言えなくなってしまったみたい。
さすがは霧様、穏便に(?)事態を収拾しちゃった……。