ご主人様に首ったけ!
☆3☆ 霧様とご対面!!
まんまと大人3人に丸め込まれてから1週間。
とりあえず私は無事に中学を卒業したけど、やっぱり高校には入学辞退ということで、やめることになった。
一緒に高校に通う予定だった友達にも、今回の事情を話すと……。
「え!?露、メイドになるの!?」
「いいなぁ~」
「萌ぇ~だね!!」
なんて人事のように言われてしまうし……。
……ちょっとひどくない?
でも、最後はやっぱり淋しさを感じてくれて、一緒に抱き合って泣きまくったんだけど。
中学の友達と最後の時を過ごし、今までの生活にさよならをすると、その数日後に私は、すぐに東條家に行き、仕事のノーハウを教えてもらった。
キリがいいように、4月から……と思ったんだけど、私が仕えると言う霧様が4月に帰ってくるから、それまでに仕事を覚えていた方がいい、ということで早めに仕事に出ることになったんだ。
仕事内容は、全て綺ちゃんが教えてくれたんだけど、さすがにおうちで見せるように甘い顔はしてくれなくて、けっこう厳しい。
でも逆に、娘だからといって甘やかされるよりも、いちメイドとして扱ってもらったほうが私も他の人たちもいいと思う。
それに、やるからにはちゃんとやりたいもん!
とりあえず私は無事に中学を卒業したけど、やっぱり高校には入学辞退ということで、やめることになった。
一緒に高校に通う予定だった友達にも、今回の事情を話すと……。
「え!?露、メイドになるの!?」
「いいなぁ~」
「萌ぇ~だね!!」
なんて人事のように言われてしまうし……。
……ちょっとひどくない?
でも、最後はやっぱり淋しさを感じてくれて、一緒に抱き合って泣きまくったんだけど。
中学の友達と最後の時を過ごし、今までの生活にさよならをすると、その数日後に私は、すぐに東條家に行き、仕事のノーハウを教えてもらった。
キリがいいように、4月から……と思ったんだけど、私が仕えると言う霧様が4月に帰ってくるから、それまでに仕事を覚えていた方がいい、ということで早めに仕事に出ることになったんだ。
仕事内容は、全て綺ちゃんが教えてくれたんだけど、さすがにおうちで見せるように甘い顔はしてくれなくて、けっこう厳しい。
でも逆に、娘だからといって甘やかされるよりも、いちメイドとして扱ってもらったほうが私も他の人たちもいいと思う。
それに、やるからにはちゃんとやりたいもん!