ご主人様に首ったけ!
なんてのんきに一人で納得していると、3人が私めがけて突進してきたかと思うと、いきなりヘッドロック!


「そんな二人とまで仲良しだなんてー!」

「うらやましすぎーっ!」


ひぇ~っ!
い、痛いです~っ!


「いたい、いたいっ!
ギブ、ギブ~!!」


牧の腕をバシバシ叩き降参。

なんで私がこんな目に~!?


「ったく、で?
どういう関係?」


私からやっと離れてくれて落ち着いた3人は再び私に尋問。


牧さん…。

怖いです……!


「どういうって……ただの腐れ縁だよ?」


牧たちのその迫力に気おされながらも、正直に答える。


すると牧たちは脱力したように、その場にしゃがみこみ、


「いいなぁ~」


と、口々に言っていた。


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