ご主人様に首ったけ!
「ね、お願い」
「……わかった」
真剣そうな目つきでお願いされてしまっては断る理由なんて私にはないし、悪いような気がしたから私は素直についていく事にした。
で、ついていくのはいいんだけど……。
一体どこへ連れて行かれるの?
教室を出ると神くんはまっすぐに外へ出て、どんどん人気のないほうへと向かっていく。
歩いている間、神くんはなにも話そうとしないから常に無言。
気まずい……。
せめてなんか話してほしいけど、だからって私から話しかけることは出来なくて、ただ黙って神くんの後についていく。
それにしても神くんは一体私になんの話があるんだろう?
ようやく止まった場所は、以前3ギャル先輩たちに連れて行かれた裏庭。
人気がなくて、遠くに人がちらほら見えるだけでほぼ2人きり……。
ど、どうしよう!?
「ねぇ、露」
「な、なに……!?」
突然振り返って話しかけられたものだから、びっくりして声が弾んでしまった。
「単刀直入に聞くけど、東條霧と付き合ってるって本当?」
「え……。
あ、うん……」
なんで突然そんなことを?
神くんは一体なにを聞きだそうとしているの?
「……わかった」
真剣そうな目つきでお願いされてしまっては断る理由なんて私にはないし、悪いような気がしたから私は素直についていく事にした。
で、ついていくのはいいんだけど……。
一体どこへ連れて行かれるの?
教室を出ると神くんはまっすぐに外へ出て、どんどん人気のないほうへと向かっていく。
歩いている間、神くんはなにも話そうとしないから常に無言。
気まずい……。
せめてなんか話してほしいけど、だからって私から話しかけることは出来なくて、ただ黙って神くんの後についていく。
それにしても神くんは一体私になんの話があるんだろう?
ようやく止まった場所は、以前3ギャル先輩たちに連れて行かれた裏庭。
人気がなくて、遠くに人がちらほら見えるだけでほぼ2人きり……。
ど、どうしよう!?
「ねぇ、露」
「な、なに……!?」
突然振り返って話しかけられたものだから、びっくりして声が弾んでしまった。
「単刀直入に聞くけど、東條霧と付き合ってるって本当?」
「え……。
あ、うん……」
なんで突然そんなことを?
神くんは一体なにを聞きだそうとしているの?