ご主人様に首ったけ!
すると神くんは、徐にそんなことを言ってきた。
そりゃ、私だって聖ちゃんが幸せになったら嬉しいと思ってるよ。
まして、双子のお兄ちゃんなら尚更そう思うよね。
あ!
もしかして、いい女の子紹介してあげてってことかな?
それならうちのクラスの子とかいい子達ばかりだからぜひ紹介してあげたいなぁ。
……なんてのん気に思っていた。
でも、神くんはそんな甘い考えを持っていなくて、その綺麗な顔で、綺麗な声で私を一気に絶望の淵へと叩き込むような事をさらりと口にした。
「だから露。
聖と付き合ってよ」
え……。
今、なんて?
「え?神くん、なに言ってんの?」
「だから、聖と付き合ってって言ったんだよ」
「な、んで……?」
意味が、分からない。
だって、神くんは私が霧様を好きなことを知ってるんだよね?
付き合ってることも知ってるよね?
なのになんでそんなことを言うの?
それに、いくら聖ちゃんに幸せになってもらいたいからって、双子だからってそんなお願いをするもの?
そのこと、聖ちゃんは知っているの……?
そりゃ、私だって聖ちゃんが幸せになったら嬉しいと思ってるよ。
まして、双子のお兄ちゃんなら尚更そう思うよね。
あ!
もしかして、いい女の子紹介してあげてってことかな?
それならうちのクラスの子とかいい子達ばかりだからぜひ紹介してあげたいなぁ。
……なんてのん気に思っていた。
でも、神くんはそんな甘い考えを持っていなくて、その綺麗な顔で、綺麗な声で私を一気に絶望の淵へと叩き込むような事をさらりと口にした。
「だから露。
聖と付き合ってよ」
え……。
今、なんて?
「え?神くん、なに言ってんの?」
「だから、聖と付き合ってって言ったんだよ」
「な、んで……?」
意味が、分からない。
だって、神くんは私が霧様を好きなことを知ってるんだよね?
付き合ってることも知ってるよね?
なのになんでそんなことを言うの?
それに、いくら聖ちゃんに幸せになってもらいたいからって、双子だからってそんなお願いをするもの?
そのこと、聖ちゃんは知っているの……?