ご主人様に首ったけ!
☆40☆ 新しい付き合い
そして昼休み――。
やっぱりあいつは、私のクラスまでやってきた。
もう、逆らう気も抵抗する気もなくなっていて、ただ黙って神くんの後について歩いていく。
たどり着いた先には、聖ちゃんが待っていた。
「よう、露!なんだよ、話って?」
「……話?」
満面の笑みで私に手を振る聖ちゃん。
話って何のこと?
私はただ、神くんにつれてこられただけ……。
どういうこと?
訳がわからなくて、無言で神くんを見ると、その顔は不敵な笑みを浮かべてこう言った。
「露は、聖に話があるんだよね。
すっごく大事な話が」
「!」
「だからなんなんだよ~?」
……ああ、そういうことか。
今朝言っていた事を、今この場で言えってこと、ね。
私の口から、聖ちゃんに告白をする――。
神くんの目の前で。
やっぱりあいつは、私のクラスまでやってきた。
もう、逆らう気も抵抗する気もなくなっていて、ただ黙って神くんの後について歩いていく。
たどり着いた先には、聖ちゃんが待っていた。
「よう、露!なんだよ、話って?」
「……話?」
満面の笑みで私に手を振る聖ちゃん。
話って何のこと?
私はただ、神くんにつれてこられただけ……。
どういうこと?
訳がわからなくて、無言で神くんを見ると、その顔は不敵な笑みを浮かべてこう言った。
「露は、聖に話があるんだよね。
すっごく大事な話が」
「!」
「だからなんなんだよ~?」
……ああ、そういうことか。
今朝言っていた事を、今この場で言えってこと、ね。
私の口から、聖ちゃんに告白をする――。
神くんの目の前で。