ご主人様に首ったけ!
日曜日。
今日も、聖ちゃんとデート。
今日は2人で水族館に行く事になった。
いつも出かけるとき、聖ちゃんは家まで迎えに来てくれる。
待ち合わせしようって言っても、
『俺が迎えに行きたいからそれでいいの!!』
とか訳のわかんないことを言われちゃって……。
優しさで言ってくれるのはすごく嬉しいんだけど、気になってしまうのが霧様の存在――。
隣の家に住んでいるだけにいつ見られるか分からない。
当然、あれだけ学校で噂になっているから霧様だって私と聖ちゃんとのことを知っていると思う。
でも、実際に聖ちゃんと遺書にいるところを霧様には見られたくないって思ってしまう。
私、サイテーだ……。
そして今日も聖ちゃんが迎えに来てくれるっていうから、着替えを済ませて軽くメイクをする。
ちょうど仕度が終わったとき、タイミングを計ったかのように家のインターホンが鳴り
響いた。
急いで荷物を持って玄関まで行くと、案の定外には聖ちゃんが。
「おはよ」
「うん、おはよう」
「行こうか」
「うん」
小さく挨拶をして、私は家を出た。
すると……。
「……露?」
「……!」
聞き覚えのある澄んだきれいな声――。
ずっと聞きたかった彼の声――。
今日も、聖ちゃんとデート。
今日は2人で水族館に行く事になった。
いつも出かけるとき、聖ちゃんは家まで迎えに来てくれる。
待ち合わせしようって言っても、
『俺が迎えに行きたいからそれでいいの!!』
とか訳のわかんないことを言われちゃって……。
優しさで言ってくれるのはすごく嬉しいんだけど、気になってしまうのが霧様の存在――。
隣の家に住んでいるだけにいつ見られるか分からない。
当然、あれだけ学校で噂になっているから霧様だって私と聖ちゃんとのことを知っていると思う。
でも、実際に聖ちゃんと遺書にいるところを霧様には見られたくないって思ってしまう。
私、サイテーだ……。
そして今日も聖ちゃんが迎えに来てくれるっていうから、着替えを済ませて軽くメイクをする。
ちょうど仕度が終わったとき、タイミングを計ったかのように家のインターホンが鳴り
響いた。
急いで荷物を持って玄関まで行くと、案の定外には聖ちゃんが。
「おはよ」
「うん、おはよう」
「行こうか」
「うん」
小さく挨拶をして、私は家を出た。
すると……。
「……露?」
「……!」
聞き覚えのある澄んだきれいな声――。
ずっと聞きたかった彼の声――。