ご主人様に首ったけ!
☆49☆ 苦悩の末に……
「ぷっ!なんだそのまぬけ面!!」
「聖ちゃん!!なんで!?
なんでうちに来てんの!?」
そう。
私のお客様は、昨日私の顔を見たくないと言って怒らせ、私を悩ませていた張本人の聖ちゃん。
しかも、何事もなかったかのように笑って私の顔を指差している。
一体どうなってんの!?
「なんでって、用があったからに決まってんだろ」
「そうじゃなくて!」
私が聞きたいのはそんな事じゃないよ!!
あーもう!
ほんと、私の周りの人って話噛みあわないんだから!!
「昨日あんなに怒ってたのに……。
顔も見たくないって言ってたのに……!」
「ああ!なんだ、そのことか。
だって、しばらくって言ったじゃん」
「は?」
確かに、しばらくとは言っていた。
でも、まだ一日しか経っていないような気がするんですけど?
「聖ちゃん!!なんで!?
なんでうちに来てんの!?」
そう。
私のお客様は、昨日私の顔を見たくないと言って怒らせ、私を悩ませていた張本人の聖ちゃん。
しかも、何事もなかったかのように笑って私の顔を指差している。
一体どうなってんの!?
「なんでって、用があったからに決まってんだろ」
「そうじゃなくて!」
私が聞きたいのはそんな事じゃないよ!!
あーもう!
ほんと、私の周りの人って話噛みあわないんだから!!
「昨日あんなに怒ってたのに……。
顔も見たくないって言ってたのに……!」
「ああ!なんだ、そのことか。
だって、しばらくって言ったじゃん」
「は?」
確かに、しばらくとは言っていた。
でも、まだ一日しか経っていないような気がするんですけど?