ご主人様に首ったけ!
すると今度は、今まで黙っていた陸くんが血相を変えて立ち上がった。
その勢いに私も思わず驚く。
「な、なに!?陸くん……」
「恋愛感情で霧くんを好きになっちゃだめだよっ」
「なんで?」
不思議な事を言ってくる陸くんに、私と綺ちゃんの声が同時にハモってしまう。
「だ、だって!ほら、霧くんは露ちゃんのご主人様だしっ!
メイドさんがご主人様を好きになっちゃまずいでしょ!?」
「そうなの?」
陸くんの言葉に私は綺ちゃんに確認するように視線を向ける。
「さあ?私、そんな事聞いた事ないわよ?」
「!!?」
「だって、昔の上流階級とか、貴族ならまだしも……。
今の時代、身分が~とかあまり関係ないんじゃない?陸くん頭固いよ」
「で、でも!!
上下関係はしっかりしないとっ」
「とかなんとか言って、露ちゃんが霧様を好きなのが淋しいんでしょう?」
「!!」
「ビンゴ?も~、男親ってこれだから……。
でも、霧様ならいいじゃない。陸くんもよーく知ってるでしょう?」
「そうだけど……」
その勢いに私も思わず驚く。
「な、なに!?陸くん……」
「恋愛感情で霧くんを好きになっちゃだめだよっ」
「なんで?」
不思議な事を言ってくる陸くんに、私と綺ちゃんの声が同時にハモってしまう。
「だ、だって!ほら、霧くんは露ちゃんのご主人様だしっ!
メイドさんがご主人様を好きになっちゃまずいでしょ!?」
「そうなの?」
陸くんの言葉に私は綺ちゃんに確認するように視線を向ける。
「さあ?私、そんな事聞いた事ないわよ?」
「!!?」
「だって、昔の上流階級とか、貴族ならまだしも……。
今の時代、身分が~とかあまり関係ないんじゃない?陸くん頭固いよ」
「で、でも!!
上下関係はしっかりしないとっ」
「とかなんとか言って、露ちゃんが霧様を好きなのが淋しいんでしょう?」
「!!」
「ビンゴ?も~、男親ってこれだから……。
でも、霧様ならいいじゃない。陸くんもよーく知ってるでしょう?」
「そうだけど……」