What is happiness?
「何か顔赤いね?」
「…え?」
「俺に惚れた?何てね(笑)」
「ちっ…違うし!」
「そこまで否定しなくても…」
そうしてユファンは苦笑いしている。

あ…ごめん。

「はぁ…あれ?何でみんなそんなに固まってるの?」
「ユング…おはよ。」
「おはよ。何か変だね。」

ガチャ…

するとドアが開き、今1番会いたくない人が声をかけてきた。

「ハラン…」

何故かハランと目が合わせられなくて。
目を逸らした。

「…?梓、目腫れてる。」
「え…?」
「泣いた?相談事があったら俺に言って。乗るから。」
「うん…ありがとう。」

やっぱりハランは優しいな。
他の人とは違う優しさがある。
何て言うか…凄く…癒される。

「あれ?莉奈は?」
「え?まだ寝てるんじゃないの?」
「ふぅ~ん…つまんねぇの。」

つまらない?
莉奈がいないと?
ハラン…?
もしかして…莉奈が好き?
嘘…だよね?
友達だからつまらないんでしょ?莉奈はよく喋るからつまらないんでしょ?
そうだよね。

そう呟いていると、みんな一斉にこっちを苦笑いしながら見る。
や…やめてッッ‼//////

「ちょっと…散歩行ってくる。」

そうしてユングは出て行った。
「俺…コンビニ行ってくる。」
次にハラン。

残されたのは私とユファンとミンスとチェジュ。

「あず…さ…?」
ユファンが優しく話しかけてくる。多分さっきのハランの事をきにしているんだろう。
「あ、朝ごはん作ろっか?」
無理して笑顔をみせたが、多分みんな気付いていたんだろう。
特にチェジュには申し訳なかった。
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