What is happiness?

それからどのくらい時間が経ったんだろう。
窓を見るとまだ明るい。
そんなに時間経ってないのかな…
何て思っていると、ドアが開いた。

「梓…起きた？」
「チェジュ…///」
「梓24時間ぐらい寝てたからさ。大丈夫？」
「24時間…？一日中寝てたってこと？」
「うん。」
「ごめん。」
「いいよ。疲れが溜まってたんじゃない？」
「え…あ…うん。」
「ユファンたちは帰ったよ？」
「あ…そう。」

やっぱり…
酷いことしたもんね。
ごめん。

「ユファン、泣いてた。」
「え？」
「梓が倒れたから。」
「ちっ…違うでしょ。私が酷いことしたから…」
「…いや。違う。本当に心配そうだった。」
「え」
「ユファン、本当は今日仕事じゃなかったら家にいたかったんだって。でも昨日の夜急に電話がきて。仕事だから明日は来いってマネージャーから連絡があった。」
「そうなの？」
「うん。信じてあげて。あと、ユングも。ミンスは…身体がフラフラだったから俺が帰させたよ。」
「ミンス…ごめん。」
「ハランは…家を出てったっきり戻ってこないんだ。」
「連絡もつかないの？」
「うん…。まぁ男だから大丈夫だよ。」
「…………。」
ハラン…ごめんね。
「梓、まだ寝ててもいいよ。」
「ううん、起きるね。」
「大丈夫？」
「私は。チェジュは大丈夫？」
「大丈夫。ゆっくりしよっか。」
「そうだね。」

そうして、家でゆっくりする事にした。

「…あ、そう言えば、スチルとユマは？」
「あぁ、帰ったよ。」
「ならいいけど。ユマ…。」
「ユマに用があったの？」
「ううん、何もなかったけど？」
「梓は気付いてるよね？ユマの性格の悪さに。」
「ユマの？」
「ブリっ子って言うの？日本では。韓国では밤어자(パンオジャ)って言うんだけど。まぁそんな事はいいや。まぁ男はそんなユマに騙されるんだけど？（笑）」
「まぁ…日本でもブリっ子は何故かモテるじゃん？」
「そうだよね。」
そんな世間話をしているうちに、夕方になっていたので、挨拶をしてチェジュは帰った。