What is happiness?
「応援してるって言ってるの。莉奈はかなりの嫉妬妬きだからね。」
「あ…え?」
「もう…自分が分からない。」
「え?」
「あはは…(苦笑)全く分からないの。最悪だよね?」

笑いが出てくる。
本当に私はハランが好きだったの?
本当に?本当に?
今考えたら全部嘘なのかもしれない。
錯覚?
じゃ、恋に堕ちてたのは誰?
チェジュだったの?
本当に訳が分からない。

「梓…」
「じゃ。そういう事で。バイバイ。」
「待って…あ…」
「………ッッッッ‼/////」

急に涙が溢れ出していた。

さよなら、ハラン。
大好きだっのは、間違いなくハラン。
ハラン、大好き。
死ぬほど好きで好きで好きで好きで…大好きで…
ありがとう。

バイバイ。

そうして私は店を出て、家に帰るのもいやだったので、スチルの家に行く事にした。

ピンポーン…

「はい?あれ‼梓ぁw」
「スチルぅぅぅぅ~~(泣)」
「どうしたのッッ?」
「私…最低だよぉぉ…」
「は?とりあえず話聞くから。部屋上がり?」

コクリ、と頷き、私はスチルに連れられスチルの部屋まできた。

「で、どうしたの?」
「あのね…」
今まであった事を全部話した。
チェジュとのじゃんけん。
ハランとの会話。
全てを…

「じゃぁ…今はチェジュ君と付き合ってるって事?」
「うん…」
「そっか…」
「チェジュに…失礼だよね?」
「まぁねぇ…でもさ、チェジュがそんな事言うなんて…珍しいわね。」
「……。」
「あんな性格だからさ、私が話しかけても返事しかしないからさ。(笑)余程何かあったんじゃ…」
「何か?」
「うん…まぁいいや」
「え…」
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