What is happiness?

ポチャン…
湯船を張ったお風呂に、チェジュと私の会話が聞こえる。

チュッ…
そして、キスの音も。

私…チェジュとディープキス…しちゃった…
舌を絡めるキス。
愛し合うキス。

「上がろうか？」
そのチェジュの声で我に帰った。

「…愛してる。」
「私も…」
「サランへッッ//////」
強く抱きしめ合いながら、ベットへ倒れこむ。
チェジュの唇が胸に降り、さらにその下まで。
私のアソコにたっする直前、ある人の顔が思い浮かんだ。
それがチェジュだったら…良かったのに。
残念ながらチェジュじゃ無かった。

それは…

ユファン。

な…何で…///////ユファン？
私はユファンをフったんだよ？
私はチェジュが好きなんでしょ？
じゃあ何でユファンの顔が思い浮かぶの？
何で？
何で？
何で？
自分でも訳が分からないよ。

そう考えてる今も、ユファンの笑顔しか思い浮かばない。
最低だな。私。


「あの…チェジュ待って。」
「え？」
「チェジュ…私ね？」
「やっと気付いた？」

思わぬ言葉にびっくりした。
何に気付いた？

「え…」
「分かってた。梓が僕の事を本心から好きじゃない事ぐらい。梓は…一生懸命僕を好きになろうと努力してた。ハランを諦めて。でも、ハランを諦められたのは僕がいるからじゃない。ユファンがいるから。その事に梓は気付いて無かったんだ。でも、今気付いたね？梓。」
「あのさっ？ち…違うの!」
「ううん。違わない。梓がこのまま気付かなかったら、僕は今日梓を抱いてた。だけど、梓は気付いた。それはとても偉いと思うよ？自分の素直な気持ちに気づける事は難しい事で。それひ気づけた梓は本当に素直なんだろう。」

そうなの？

「確かに…あの時…ユファンの顔が思い浮かんだ。それは、ユファンが、好きだからなの？」