What is happiness?
「…嘘つき。本当は唇な癖に。素直になれよ。」
「え…」

言葉を言う暇も無く、唇が塞がれた。
熱く、優しく、甘く、でもどこか強引で力強いキス。
これはユファンにしか出来ないキス。

「図星だった?拒無かったけど。」
「うん…///////」
「素直になれよ~‼俺は素直になるよ。あず、ここにキスして。」
「バカ…」

そうして、唇を指示するユファン。
男の人とは思えないくらい、プルプルの唇。
それに、優しくゆっくりキスをする。
目の前はユファン。
この部屋にはユファンと私だけ。
たまには…強引なのも良いよね?

「ユファン…もっと奥までキスして。」
「してやるよ?あずが望むなら。」

そうして、ユファンは私の鎖骨にキス、ゆっくり服を脱がせ胸にキス。
はだけた胸が色っぽくて、自分でもクラクラした。
私の胸に、ユファンの唇がのっている。
考えただけでも、倒れそうになる。

「下も…いい?」

ユファンの意味がわかり、急に顔が熱くなるのが分かった。

「いいよ。」

それしか言えなかった。
これ以上言葉を言ったら、自分が壊れてしまいそうで。
ユファンはゆっくり服を脱がし、下着に手をかけた。
その時、ドアをノックする音が聞こえた。
こ…こんな時に?

「チッ…邪魔しやがって。」
「ユファン…どうしよ…」
「とにかく服を着ろ。」

「梓~?」

向こうから聞こえるのはユマの声。
今、1番会いたく無かった人。



この時はまだ、ずっーっと側にいてくれるって信じてた。
幸せな時間が続いて、ユファンと暮らして。

なのに…
< 29 / 47 >

この作品をシェア

pagetop