What is happiness?

「はい？」
「梓？ごめんごめん‼起こした？ってユファン居たの？」
「あぁ。」
「相変わらずぶっきらぼうね。梓具合大丈夫？」
「うん。大分回復したよ。」
「なら良かった。リンゴ食べる？」
「リンゴ？」
「うん。剥いて、煮てきたの。」
「食べる‼」

「あずさぁ～～～‼‼‼」
「わっ!」

飛びついてきたのはミンス。

「久しぶり。具合大丈夫？」
「ジュースとか買ってきたよ。」

続いて来たのは、チェジュとユング。

「お見舞い来てくれたの？」
「うん‼ハランもと思ったんだけどさ、あいつ、今日用があるとか言って。」
「用？」
「うん。何か莉奈と近々会うって言ってたし、それかもな。」
「莉奈と…」
「莉奈は別れたんだろ？ハランと付き合うつもりかな。」
「…。」
「まぁ、そんな事はどうでもいい‼まぁ、思ったより元気そうで良かった。」
「ありがとう。心配かけてごめんね。」
「いやいや。」
「あれ？ユマは？」

そう言えばユマがいない。
さっきまでいたのに…
何処行ったんだろ。

「あず、外を散歩しよっか？」
「うん‼みんなで行こ‼」

何だか正直不安だった。
ユマがいない、部屋は暖かった。
でも、これは嵐の前の静けさなんじゃないかって。
怖かった…。




「離れないって…約束してくれる？」



その言葉、覚えてる？
ユマが何て言ったって、
私はユファンを信じるよ。