黒と白−世界の果て−

歩いた先は

ま、まだ……?



私達四人は城からずっと歩いている。
休憩せずに。



体力は結構ある(と思う)私でも、さすがに疲れる。




「まだー!?」


姫が喚きだした。


「もうちょっと待ってくださいよ。」


アドメンが言う。




「もうちょっと、ってあとどのくらいよ!?かなり歩いたじゃない!」


私も姫のように喚いてみる。




「うるさいなお前。黙って歩け。」



「なっ!態度違うじゃんか!」



「エル、どっちの道に進むんだ?」

「無視すんな!」






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