黒と白−世界の果て−
戻ってみると。
「二人ともっっ!!大丈夫!?」
アド、エルは、何も言わない。
この短い時間に何が起こったのか。
悪しき者は、やっぱり何処にも見当たらない。
「悪しき者は?」
私が尋ねると、
「くそ…っ!あいつ……!!」
アドがそう言って、辺りを見回す。
「な、何?どうしたの…?」
代わりにエルが、
「姿が見えないんです。」
と、答えた。
え―――?
「すがた…?」
「ええ。現れては消え、の繰り返しです。だから、攻撃などできる状態では……。」
「二人ともっっ!!大丈夫!?」
アド、エルは、何も言わない。
この短い時間に何が起こったのか。
悪しき者は、やっぱり何処にも見当たらない。
「悪しき者は?」
私が尋ねると、
「くそ…っ!あいつ……!!」
アドがそう言って、辺りを見回す。
「な、何?どうしたの…?」
代わりにエルが、
「姿が見えないんです。」
と、答えた。
え―――?
「すがた…?」
「ええ。現れては消え、の繰り返しです。だから、攻撃などできる状態では……。」