俺様男は、忠犬〇〇公!?









…あれ?




「何してんだ!馬鹿が」



痛くない…


むしろ、心地良いー…


「でも、役得?」



って!!




「何、抱きついてんのよ!」




倒れる瞬間に、橘に抱き留められたようで目の前には胸板が…


「離してよ」


「うるせーな。しょうがないだろ、人がいっぱいで動けないんだから」


橘の後ろをチラッと見ると、さっきよりも人が増えているような気がした。






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