俺様男は、忠犬〇〇公!?






顔を真っ赤にさせ言いたいことだけ言うと、掴んでいた腕を離し、橘は帰って行った。



一人公園に残された私は、しばらく動けなかったんだっけ…



今までも、"虜にしてやる""キスし続けてやる"って言われてきたけど…あんな、真っ赤な表情で真剣に言われたのは初めてだった。




だから、本当にこの人は…私のことを好き…





って思ったりもしたけど、いなくなってしまった。





< 76 / 94 >

この作品をシェア

pagetop