KAGAMI











「うん」

と満面の笑みも麻子さん。



それでも、男なんてのはどうしょうもない生き物だ。
目の前の女。

長くてさらさらな髪からはふわっとシャンプーの香りが鼻をくすぐる。
大きくてまつ毛の長いくりくりの目は、可愛いんだけど見つめられれば妖艶で官能的。
白い綺麗な肌を露出させた、非の打ちどころのない女性が自分に迫ってきたら



理性を抑えられる男が居るものか





挑発でもするかのように僕にすり寄って、Yシャツのボタンをゆっくり外す麻子さん。



僕はその小さな身体を抱きあげて、ベットに押し倒した。















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