お嬢様の秘密
「誓約書?」
「えぇ」
「ここにサインして?ここにサインすれば、自分の時間を自由に使えますよ」
「何のために…ですか?」
何のためにって…キャバ嬢続けたいからなんて、んなこと言えるわけないじゃん!!
「私、元々お世話係がいなくても大丈夫なんです。そういう方がいると逆にストレスになるので。できるだけ、一人で過ごしたいんです」
口からでまかせだけど…
お願いだからこれでサインして〜!
「…かしこまりました」
「ほんと!?」
「はい。ですが、条件がございます」
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