東日本大震災・宮城より

家族・大切な人・親戚・同僚・友人・知人・ご近所さん・仲間など……探して訴えている人を見ると、『どうか再会できますように』と心の中で思っていました。


そして、私自身、ほとんどのボラ仲間や友人は安否確認が取れていても、まだ確認の取れていない方もいるので、『どうか連絡が取れないだけで無事に再会できますように』と願っているのです。


そんな時、ただ願っているだけではもどかしくなっていたのですが、フッと高校時代の事を思い出しました。


高校の時、何がきっかけだったかは忘れましたが、折り鶴を作るのにハマっていた時期がありました。


それも普通の物ではなくて、小さい物では１センチ位に切った紙で折ったり、大きい物では新聞紙を四角に切って折ったりして、いろいろな大きさの折り鶴を作っていました。