激愛パラドックス
次の日の朝、教室に着くと好が私の隣の席に座っているのが見えた。
「おはよう!!」
「…おはよう」
妙にテンションが高いなぁ…。
不信に思いながら、席に着くと好がキョロキョロしながら周りに人がいないことを確認すると、私に耳打ちをした。
「あのさ、練習試合に差し入れ持っていきたいんだけど」
「…なんで?」
「実は、中村もサッカー部だったりして♪」
テヘッと笑う好に、ため息が漏れる。
「はぁ、だから好まで試合見に行くって言ったんだね。おかしいと思ったよ」
「ごめん、許して」
「良いけど、差し入れって何を持っていくの?」
やっぱり、ドリンクとか?
「クッキーが良い!」
「えっ、クッキー!?いっぱい動いた後で喉渇いてる時にクッキーなんか食べたら口の中の水分全部持ってかれて噎せちゃうよ?」
っていうか、好がクッキーを作れるはずがないじゃん!
「おはよう!!」
「…おはよう」
妙にテンションが高いなぁ…。
不信に思いながら、席に着くと好がキョロキョロしながら周りに人がいないことを確認すると、私に耳打ちをした。
「あのさ、練習試合に差し入れ持っていきたいんだけど」
「…なんで?」
「実は、中村もサッカー部だったりして♪」
テヘッと笑う好に、ため息が漏れる。
「はぁ、だから好まで試合見に行くって言ったんだね。おかしいと思ったよ」
「ごめん、許して」
「良いけど、差し入れって何を持っていくの?」
やっぱり、ドリンクとか?
「クッキーが良い!」
「えっ、クッキー!?いっぱい動いた後で喉渇いてる時にクッキーなんか食べたら口の中の水分全部持ってかれて噎せちゃうよ?」
っていうか、好がクッキーを作れるはずがないじゃん!