甘い楽園
「準備しなきゃ…」

花音はリビングに行った。

「あっ、花音。起きたの?」

「うん。おはよ~、お母さん」

「おはよう」

お母さんはお弁当を作ってくれていた。

「おいしそ~!」

やっぱりお母さんは料理が上手!

「ありがと。…花音に迷惑掛けたから、これくらいはと思ってね」

お母さん…。気にしててくれたんだ。

「大丈夫だよ。気にしないで」

そう言って花音は洗面所に向かった。

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