校内欲情禁止!!teacherstudent
なにも無かったかのように歩く。
私にだって自由の権利くらいちょうだいよ。
「紅西!!!!」
声がだんだん近くなった。
反射的に私は駆け足になる。
迫ってくるようで怖い
私を追いかけないで
私の存在を消してよ
下駄箱について、一息ついたときだった。
「きゃっ!!!!」
腕を掴まれる。
ビックリした‥‥
「待てよ、アホ」
私の大好きな先生‥。
でもいまはもう‥‥‥
好きだと辛いだけの、私を苦しめるだけの存在‥。