お前は俺のもの

「オレンジジュースで良かった?」

部屋に戻ってきた達哉君。

「うん、ありがとう」

そしてまた、私の隣に座る。


「授業さぼっちゃったけど大丈夫かなぁ?」

「いんじゃね?その分果夏といれるし」

私と達哉君は違うクラス。

すると突然達哉君が私の手を握った。

「な…何?」

「果夏が彼女で良かったなぁって思って」
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