空色LOVE
「本当にごめんなさい!」





マネージャーのきれいな女の人は急いで頭を下げた。









「別にマネージャーさん謝ることないじゃん、あの人の責任でしょ」





ボソリと呟いた私の声は、結構大きかったようで。









「なんやねんお前」





遅刻した男の人は私の方をジロリと見た。









同い年くらいのその人は確かにイケメンで。





でも私はどうしても好きになれそうになかった。







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