空色LOVE
「助かったありがとお…」






直樹は愛希に掴まれていた腕を、




菌が付いているかのように手で払っていた。








それはやりすぎのような。







「最悪や」










?








直樹は袖で何度も唇を拭っている。






そうか、キスされたから…
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