空色LOVE
直樹はまいったな…




というように頭を小さく掻いた。








「知りたいん?」










探るような目で見られて。




私はやっぱり口ごもる。







人からどう思われるのかが気になって怖い。








私は俯いたまま言った。











「いや、別に言いたくないならいいけど」










直樹は言わないだろうな、




と思ってたけど彼の返事はあっさりokだった。









「お前の彼氏とのイチャイチャも見てしもたしな…仕方ないから言うわ」
< 60 / 153 >

この作品をシェア

pagetop