空色LOVE
――――――――







「監督さんまだ怒ってるかなあ」






私は心配そうな声で呟く。











「大丈夫やって」







励ますように言った直樹も、




やっぱり少し不安そうである。










「っていうか美月、昨日の夜はありがとう」










直樹はじっと人の目を見て話す。





目が合うのってなんだか照れ臭くなる。
< 77 / 153 >

この作品をシェア

pagetop