空色LOVE
「「おはようございます」」







2人で挨拶をすると、




監督はジロリと私達を見た。










「今日は撮影出来るんだろうね」






「はい…昨日はスイマセンでした」







私が謝ると、直樹も頭を下げた。









監督はしばらく私達を見つめていたけど、






「昨日の分まで頑張ってくれ」





と言った。







期待してるよ。








その言葉を聞いた瞬間、




私は顔に笑みが広がっていくのを感じた。






「ありがとうございますっ」








「さあ、早く準備して」





高橋さんがそう言って手招きをする。
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