空色LOVE
「まあな、確かにキスじゃないだけええわ」










安心した様子の直樹に監督さんが、




予想してなかった言葉を投げつけた。








「あ、キスしてもらうよ」





「「え゛…えええ!??」」









私と直樹は声のタイミングを見事にハモる。








「な、何でですか?台本には…」





「いや、付け足すことにした」







…ガビーン…
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