大好きな彼が浮気しました。

「最低よね。王子って」

「…うん」


王子ランクのイケメン男子、倉元司…。

きっと、私には合わなかったんだ。


と、私の机に女子が来た。

紗弥は途端に嫌な顔をする。


「ごきげんよう?光さん」

この女子は、リーダー的な人物の華(はな)。

狙っていた司をとられ、頻繁に嫌がらせをしてくる奴だ。

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