キミはボクのモノ




それから色々やってみたが成果はあがらず原田くんはグッタリしてしまった。



「翔哉、もうやめた方が‥」


「ダメだ。まだやる」


「でも原田くん疲れてるよ」


「別にいいじゃん。その方がおもしろいよね」


「ああ」



ニヤニヤしながらグッタリしている原田くんを見る遥斗と翔哉。


こ、こいつらただ自分が楽しんでるだけだ!


サディストめが!




「う、うわああああん」


「は、原田くん!?」


「亮!?」



原田くんは泣き叫びながら部屋を飛び出して行ってしまった。




「あーあ、翔哉と遥斗がやりすぎるから」


「だっておもしろくて」


「いい玩具だよね、彼」



さ、最低だ、翔哉と遥斗。


原田くんを心配してるのは雪くんだけだ。





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