キミはボクのモノ




結局、

リレーは翔哉と俺と亮

借り物は雪と光紀と俺

二人三脚は亮と翔哉

玉入れが未那と光紀と雪

になった。




「なんで俺が翔哉と二人三脚しなきゃなんねぇんだよ!」


「俺だってお前なんかとやりたくねぇんだよ!」



亮と翔哉は不満らしくぎゃーぎゃー騒いでいた。





「亮くん、応援してるからがんばってね」



未那がにっこり笑ってそう言うと亮は一気にやる気を燃やしていた。単純なやつ。




「練習しようぜ!練習!」



放課後になると亮が翔哉にそう言っていたたが見事にシカトされていた。





< 46 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop