笑恋・泣恋 ~すれ違い多き、恋物語~
学校生活
:樹璃亜:

はあ・・・
ココに来て、3日目
優奈とは休み時間、ずっと一緒にいてもう友達だけど・・・
他の子とはあんまりだなぁ
特に問題は、飛鳥くん!
隣だって言うのに、1回も話してないし・・・
ってか、ずっと寝てる、、
大丈夫かな?

「ぉぃ、おい!本城、聞いてるのか!」
「はい!・・・・?」
「だから、ココの答えはなんだ!ちゃんと聞いてないと分からないぞ!」

え?聞いてないと分からない問題?
この問題が?
めっちゃ簡単じゃん!
あたし、コレでも頭はイイ方なんだよね

「それは×××だと思いますが....」
「ぇ?ぁ..そうだな。よ、よろしい」

はあ、授業ってつまんない・・・
こんなのをして何になるんだろ
飛鳥くんが話してくれたら、ちょっとは楽しいのに、、
ってなんで、飛鳥くんが出てくるの?
なんで?なんで?


キーンコーンカーンコーン

ぁ..いつの間にか終わった

「樹璃亜!さっきの問題スゴイねぇ。ウチなんてしっかり聞いてても分かんないよぉ!マヂ、天才!」
「そんな事無いよぉ。普通だよ!」

そんなに褒める事か?
なんか、照れる・・

あっそうだ。
飛鳥くんについて聞いてみよっかなぁ

「ねえ、優奈。ちょっと話したい事があるんだけど・・・」
「樹璃亜も!?実はウチもなんだよねえ!じゃあ、2時間目さぼって屋上ではなそ!」


< 5 / 9 >

この作品をシェア

pagetop