笑恋・泣恋 ~すれ違い多き、恋物語~
「そっかあ!よかったぁ!」

優奈はすごく喜んでる。
友達が喜んでくれるのは嬉しい。
これは、誰もが抱く感情だよね、、

「ってことは、、優奈!飛鳥くんの事が好きなの!?」

優奈は顔を赤らめ....

「ぅん...実は中学からずっと同じなんだけど、中2の体育祭の時優しくしてもらってその時からずっと好きなんだ...樹璃亜は応援してくれるよね?」
「ぇ、、、うん!当たり前じゃん!優奈とあたしは友達だよ?」

なんでだろう・・・
なんか、嬉しいようで嬉しくない。
なんで、心から応援出来ないんだろう
なんで、なんで、なんで、、、、

「樹璃亜、大丈夫?」
「え?あ、うん!大丈夫だよ」
「顔色悪いけど・・・・?」
「何でも無いから・・・」

ほら...
また、作り笑いになっちゃった。
ごめんね
優奈の事、心から応援出来ないよ
なんでか分かんないけど、、、

なんか、罪悪感でいっぱいだ・・・


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